はいさい!双子パパのJUNです。
ダイビング(仕事)とビールがあればHappyだった当時。
40代になって双子育児することになるとは思ってもいませんでした。
拘束時間の長い、激務の仕事人で、妻は専業主婦だったので家事はほとんどしていませんでした。
しかも、週一回の休み以外は、家ではご飯食べて飲んで寝て仕事へ。。。
今思うとびっくりするくらいの生活をしていた双子パパが今現在4歳児の双子たちと育児も家事も楽しんでできているのは、双子妊娠・出産でしっかり準備・心構えができたから。
仕事としては後輩のママとしては先輩から伝えられた、
「赤ちゃんはガーゼ1枚でも死ぬことがあるからね」
の言葉をしっかり受け止めて、実行に移したからだと今では思っています。
赤ちゃんはガーゼ1枚でも死ぬことがあるからね
双子が生まれて、生活が激変した当時。
自分なりにしっかりと双子育児や家事をしていたつもりでいて、しかも仕事も激務。
本当に過酷な日々を過ごしていた時に、聞いた言葉。
「子育ては楽しいし、今この瞬間は二度とないから大切に時間を過ごしてね」
「いずれ子供は離れて行ってしまうから、今が一番楽しい時期」
「子供が寝ているだけの赤ちゃんの時期は楽だからリラックスしておいたほうがいいよ」
等の励ましの言葉よりよっぽど双子パパには響いたし、今思うとありがたい言葉でした。
変に余裕をもつより、しっかり今の状況を把握しビビってるくらいがちょうどいい
初産で双子だったので、子育て自体が初心者。
しかも双子という状況。
当時付き合っていた現妻と、親兄弟、親戚もいない沖縄に移住していたので頼る人が周りにはいない。
夫婦で双子育児をしなければいけない、そして私自身の仕事が拘束時間が長い。
すぐに転職を考えました。そして転職。
嬉しさや喜び、幸せに感じる瞬間はいくらでもありましたが、現実問題、楽しんで育児は無理な状況でした。
そんな中聞いた言葉で、現在の状況等をしっかり第三者的な目でみて考えられるようになりました。
とにかく、双子の育児・子育てが怖かったなぁ。
双子育児のプロから聞いた「双子は育てられる親にしか来てくれない」
確かに、今となってはそう思えます。
なんとかなったし、なんとかしたし。
でも、当時は抜けるかどうかもわからないトンネルの中を走っている状態でまわりも見えないし、周りの声も聞こえない状態でした。
正直、この言葉に関しては当時の私には一切響かず、どちらかというと怒りの感情がでるほど無責任な言葉に聞こえていました。
今となってはありがたい言葉と思っていますが。
危険察知能力を高めることで親も成長し、新米パパ・ママからパパ・ママに代わることができる!
「赤ちゃんはガーゼ1枚でも死ぬことがあるからね」
は、危険察知能力を高めて、先に先に危険回避をするべきだよと言うこと。
ダイビングインストラクターの双子パパは、この危険察知能力は高い方だと自負しています。
ダイビング時のお客様の命を預かる立場なので、ここはインストラクター試験の時にしっかり教育を受けて現場での20年以上の経験があるので危険察知能力は高まっています。
仕事で学んだ危険察知能力が双子育児に大いに役立った
ダイビングに置き換えてみるとまず、危険なこととは「知らない事」。
知らない事が積み重なっていくうちに、ストレスが蓄積し、知覚狭窄に陥り、視野が狭くなり呼吸も浅く早くなりパニックになるのが、事故の前兆だし、事故の原因だったりします。
だからまず「知らない事」を知っていることにする作業が必要です。
双子子育てでは、知る作業は先輩たちや親子教室などで学んだり、本を読んだりブログを読んだりで知ることが可能です。
また、「不測の事態」まったく予期できない事態に関しては、もう専門家に頼むしかないと割り切ること。
双子子育てでは、専門家は救急車を含む、病院、先生のこと。
しっかりと救急車の手配や自宅近くの病院への道筋・連絡先、通っている病院等を調べておくことが大切になります。
「不測の事態」以外は、想像がつく事態です。
コツとしては、「この部屋で赤ちゃんたちがこうなる危険性がある」ということを事細かに想像すること。
例えば、寝室では、
おくるみが首に巻かれて首がしまるのでは
ベビーベットから落ちるのでは
おしりふきをベビーベットにのっけたままにしたらそれを食べたり、顔にかけたりしないか
例えば、沐浴では、
ヌルヌルした手でやっていたら、赤ちゃんを落とすのではないか
この高さで作業してたら落としたら大変
などなど。
とにかく、そのシーンシーンで起こりうる危険性を想像して先につぶしていく作業が重要になっていきます。
余談ですが、ダイビングインストラクターはこの想像をいつもしているので、ダイビングを続ければ続けるほど、ダイビングが怖くなります。
実際、私も今はダイビングは怖くてしょうがありません。
でも、事故は今まで一度もなく怖いのですが楽しんでやっています。
この危険察知の作業を毎回・毎日し、しっかり「不測の事態」にも備えてスキルアップしているからです。
双子の子育てでも同じことが言えるのではないでしょうか。
赤ちゃんはガーゼ1枚でも死ぬことがあるからねの法則の活用法
私自身、この言葉を聞いてしっかり危険察知能力を高めたうえで双子の子育てをしなければいけないことを身に染みて感じました。
では、実際はどのようにしたか。
赤ちゃんや子供は不測の事態になることもあるので双子パパは身軽に動けるようにしておく
「目を離せない」
は、当たり前のこと。
初産で育児・子育てもまったくの初心者の新米ママ・パパの我が家では気を抜ける瞬間はまったくありませんでした。
そんな中でも、なにか不測の事態が起きてしまったら、としっかり危険察知をして双子パパは大好きなお酒を一時期やめました。
双子パパは禁酒をすべき。子供が4歳になった今は飲んでいますが、、、
夜中に赤ちゃんが急変することは多々あります。
「不測の事態」が起きたときに車を運転して出かけられるように準備しておきましょう。
また、寝相が悪かった私は禁酒することによって寝相が改善されました。
さらに、睡眠の質が変わったのか少ない睡眠時間でも体が楽になりました。
禁酒はメリットが多い
双子がまだまだ小さい頃、布団で一緒に寝ていました。
シングルの布団とセミダブルの布団を並べて、シングルの布団に横並びに双子たち。
セミダブルの子供側に双子パパ。その横にママ。
寝相が悪かったので双子たちをつぶしてしまわないか心配になっていたので、禁酒したことによりそれが改善されました。
しかも、目を離している間に死んでしまうかも、という恐怖心を持っていたので、双子たちが少しでも泣いたりしたらすぐに起きれるようになりました。
赤ちゃんはガーゼ1枚でも死ぬことがあるからねの法則の真意
双子パパとして赤ちゃんは少しでも目を離したら死んでしまうかも。
親がいないと死んでしまう存在だ。
と、いうことが分かったこと、わかることがこの法則の真意。
ママに関しては、母性本能等があると言われているのでママの実感は比較的早く得られると言われています。
ただし、パパに関しては、私自身もそうだったのですが、生まれた瞬間に立ち会った時も、NICUに入院しているときもお家に来た時も、いまいちパパの実感やパパとしての責任感が薄かった気がします。
それを変えてくれたのが、この
「赤ちゃんはガーゼ1枚でも死ぬことがあるからねの法則」
双子育児ではママに任せっぱなしにせず双子パパも責任感をもって子育てしましょう。そのきっかけはパパになった実感と責任感
こうして双子パパは、双子パパになれました。
私がいないと死ぬかもしれない双子たちの存在が、愛おしく・愛くるしくあるとともに、いつ死ぬかもわからない怖い存在になったことによって、私の行動が変わったのです。
双子たちの夜の担当はパパ。ママには少しでも睡眠をとってもらいましょう
子供たちが4歳児になった今でも私は、「パパおしっこ」の声で起きれるようになっています。
そして、ママはおそらく起きてしまっているとは思うのですが、その時でも横になれているので少しでも負担は減っているはず。
その少しでも横になる、睡眠をとるがママには一番重要なこと。
まとめ
「赤ちゃんはガーゼ1枚でも死ぬことがあるからねの法則」とは、
そのくらいのことで死んでしまう存在が、パパ・ママの目の前にいますよ
と、いうこと。
なので、しっかり危険察知能力を高めて気を張るようにしていれば、
「夜子供たちが泣いていても起きないパパ」
には、ならないはずだし、なれないはずです。
必要以上にビビることはないのですが、パパになった実感を感じにくいパパにはいい薬の言葉だと思います。
「パパがいないと死んでしまう存在と一緒にいる」
が、わかれば双子子育ての負担がパパ・ママに分散されて家族の笑顔が増えますから。
私は今でも怖いは抜けていませんが、楽しんで双子子育てをしています。
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