はいさい!双子パパのJUNです。
初産で双子の娘たちを授かったばかりの時は、
「育児ってどうやるの?」「費用は?」「双子ならではの大変なことは?」
などなど『謎』『??』だらけでした。
ママ・パパ教室や双子・三つ子親のサークル等で少しずつ双子育児の概要はわかったものの、
いったいどうやってそれを1日でやっていくのか?
いったいどうやったら1日をやっていけるのか?
に悩みました。
実際に体験してみないと聞いた話などではわからなかったので細かく実体験をまとめてみました。
双子出産から双子赤ちゃんを家に迎えるまでの状況【40代で転職&育児休暇?!取得】
双子出産ギリギリまで私は転職活動をしていました。
妻は専業主婦でしたが、私が朝7時から夜10時くらいまでの激務の仕事人だったのでこの仕事を続けていては、「妻もしくは双子たちが倒れる」と考えたからです。
32週で産まれてきて低体重だった双子たちは、NICUにしばらく入院。
GCUにうつってからも毎日病院に通っていたのですが、転職先がみつからない。
しかし、ギリギリのところで転職先が決まり、前の職場の有休消化+転職先への入社日の間で、実質、「育児休暇をとった」ような状態で双子をお家に迎えてから3か月は一緒にいれるようになりました。
このおかげで、パパへの道まっしぐらになることができました。
当時は、こんなバタバタなときに「年齢も40代でただでさえ転職が大変なのに何をやっているんだ」と思っていましたが、結果はとにかく良い方向へ向きました。
「なんとかしなきゃいけないし、なんとかなるんだなぁ」と今では思えています。
双子育児は7つのことの繰り返し+家事・大人の食事・睡眠?!
双子が赤ちゃんの頃は7つのことの繰り返しでほぼ1日がすぎていきます。
その合間に、、、
合間ができた隙に家事や大人の食事・睡眠を取るといった感じになっていきます。
いかに短時間で効率よく7つのことをして、どうにかして大人も横になって休む時間を作り出すことを常に意識して1日を過ごしていいと思います。
双子育児の最大のテーマは【同じタイミングで行うこと】補足として、できれば毎日同じ時間になるとなお良し
同じタイミングでおむつを替える
同じタイミングで授乳&ミルクをあげる
同じタイミングで沐浴をする
同じタイミングで寝かしつけをする
そして、できれば毎日同じくらいの時間で行うようにすると赤ちゃんでも習慣ができて楽になると言われています。
我が家では毎日同じ時間にはとうてい無理だったので補足としての知識です。
ただし、「同じタイミングで」はできる限りやっていました。
あれがずーとバラバラになってしまったらと思うと今でもぞっとしてしまいます。
双子パパは授乳以外はすべてできるようになっていなければならない
双子の父親が絶対にできないのが「授乳」
それ以外は絶対にできます。
双子育児の7つのこと以外の大人の食事・家事もすべてできるようになっておきましょう。
そうしないと、大人が横になって少しでも休む時間を作り出すことができません。
双子が赤ちゃんの時にする双子育児の7つのこと
これが永遠に続くのか、、、
と、途中で挫折して絶望することがありました。
ただし、やらなきゃいけないことです。
永遠には続かなく、これがルーティン化されていって、「なんとなく育児がわかったかも」と思った瞬間から少しづつ楽になるので、心配しないように。
双子育児の1つ目:おむつ替え
育児と言えば「おむつ替え」と思うくらい代表的なものなので皆さんわかっていると思います。
ただ、双子パパの私は、紙おむつの「おしっこサイン」は知りませんでした。
おしっこしていたら青い線が出る等の「おしっこサイン」という機能?!が紙おむつになります。
ウンチの際は、におい・重たさ・膨らみ具合で判断していました。
おむつ替えも単純ではない
おむつ替えの際に必要なもの
・新しいおむつ(各家庭お気に入りで良いと思いますが、我が家はNICUから使っていたパンパースにしました。
・おしりふき(こちらはNICUの時もそうだったのですが、水分量以外はとくにこだわりなくなんでも使っていました。
・双子分のおむつが入るゴミ袋(買い物時にもらえる透明な袋でいいんじゃないかと思っていましたが、においが出たりやコバエが発生したりするので防臭袋がおすすめです)
・着替え(ウンチ漏れの時などに必要なので使わなくても用意しておくべき)
・ガーゼ(赤ちゃん相手のことのすべてのシーンでガーゼがあると何かと便利です)
おしっこサインやウンチなどを確認したのち、交換が必要であれば、
新しいおむつをお尻の下に引き、古いおむつをはがし、おしりふきでしっかり拭いてあげて新しいおむつに交換し、ゴミ袋に入れる。
これを二人分。
双子のおむつの消費量は想像以上!おむつ用のゴミ箱は45Lくらいあっていい
双子育児の際に夫婦で双子のひとりひとり用の育児日記をつけていました。
ちょっとしたコメントなどをいれて記録に残したく買ったものなのですが、結局、ミルクの時間・おむつ交換の時間の夫婦での把握のために使用されました。
改めて読み直してみると、
1日約8回のペースでおむつ交換をしていました。
もちろんそれより多い日もありますが平均するとこのくらい。
8回×2赤ちゃん分=16枚
新生児用のパンパースは88枚入りだったと思うので、88枚÷16枚(1日)=5.5日
おむつ一袋で1週間はもちません。
両手にかさばるおむつを買って帰っても10日もつかもたないか。。。
ただでさえ、買い物する時間がないのに。。。
そして、我が家では週2回の燃えるゴミの日には45Lのゴミ袋パンパンでした。
ゴミ袋をとりあえずベランダに置いて、、、
は、コバエが発生したりベランダの洗濯物に悪影響なのでよした方がいいですね。
双子育児の時のおむつは、Amazonプライム&ファミリーで定期オトク便
おむつとおしりふきを定期的に家まで配達してくれます。
これが本当に助かった。
大きな段ボール2箱が1か月内に1回のペースで来ていました。
段ボールも新生児期にはいろいろと使い勝手もあったし、
しかも、
15%OFF。
買い物時におむつを両手で持ってスーパーから出てくるママやパパに片っ端から声かけて紹介したいくらいです。
双子育児の2つ目:ミルクを作る
完全母乳で育てる方は必要ないことです。
しかし、完全母乳にこだわりがないのだったら絶対に母乳とミルクの混合がおすすめです。
パパも授乳に参加できることによってパパとしての自覚を目覚めさせるし、喜びも感じられます。
また、夜は完全にミルクにしてパパに任せてしまえば、ママは睡眠時間がとれますから。
実際、我が家では夜は私の担当で自分でできる範囲内のことは私がやり、どうしても手伝ってほしいときに起こしていました。
メリットだらけだと思いませんか?
デメリットとしては、このミルクを作る・哺乳瓶を洗うという作業があること。
ミルクは「カルピス作る!」の感覚ではなかった
本当に新米パパだったので、ミルクの粉にお湯入れて完成!のカルピス作る感覚だと思っていました。
ミルクを作るに必要なもの
・哺乳瓶の用意(洗っておいた哺乳瓶を丁寧にふく。忙しさにかまけて洗ってなかった場合は洗うからスタート。。。まあまあありました。。。)
・粉ミルク(各家庭お気に入りでいいと思いますが、我が家はコストを考えて【はいはい】でした)
・湯冷まし(我が家では沸かした水をペットボトルにいれ常にキープしていました)
・ガーゼ
哺乳瓶に適量のミルクの粉を入れる(何回すくったかわからなくなる時があります)
電気ポットのお湯を注ぎ、湯冷ましで体温くらいまで冷ます。
これを2人分。
ミルクを作る作業の時間は家電に任せて時短
ミルクの粉と水を入れておけばボタン一つでミルクを作ってくれる
「ミルクメーカー」で。
水は一度沸騰させて冷ましておく必要がありますが、
すぐにミルクがあげられるのが最大のメリット。
双子のミルクの消費量は想像以上!おむつと同じく約5日で1缶なくなります
年で計算すると15万円くらい。。。
これも神であるAmazonプライム&ファミリー様に頼みましょう。
搾乳機は絶対に電動で
搾乳機を買おうと悩んでいる方は絶対に電動を選んだ方がいいです。
手動は腱鞘炎になるんじゃないかなと思ってしまいます。
双子育児の3つ目:授乳・ミルクをあげる
双子たち同時に授乳が理想的なのですが、なかなか難しいかったので我が家では一人を授乳、一人をミルクで私がミルク担当でした。
授乳クッションは必須
双子用の授乳クッションもありましが、我が家ではシングルの授乳クッションを二つ用意。
40代のパパ&高齢出産のママだったので、これで大変助かりました。
クッション自体が夫婦ともども結構好きで、いろんな種類をソファーや寝室に置いていましたが、
この「授乳クッション」ほど便利なクッションは世の中に存在しないと思っています。
右利きなので赤ちゃんの抱っこ時には頭は右だと思っていた
ミルクをあげる際には聞き手で哺乳瓶を持った方が微調整ができて赤ちゃんのためにもなります。
聞き手と反対側に赤ちゃんの頭がいくように抱っこしましょう。
これは双子たちが産まれる前に助産師さんに教えてもらって、個人的には目からうろこの事でした。
双子育児の4つ目:げっぷをさせる
ミルクをあげたら寝てくれるものと思っていました。
げっぷをさせるに必要なもの
・ハンドタオル等(げっぷをして母乳やミルクを吐き戻す可能性があります)
・着替え(吐き戻して汚れた場合に備えて用意しておいた方がいいです)
・ガーゼ
私は右利きなので、左肩にハンドタオルを置き背中をさすっていました。
いろいろな方法があるのですが、この縦抱きが我が家の双子には合っていてすぐにげっぷしてくれていました。
これを2人分。
げっぷがでない。。。
げっぷがでないこともありましたが、さほど心配する必要はないようです。
よくあったのは、げっぷをせずに寝てしまうこと。
寝てしまった場合は、そのまま寝かせて大丈夫でした。
数回苦しそうなことがあったので、寝ているまま頭を少し上げてげっぷしやすい恰好にしていました。
また、1回でたらOKだと思っていたのですが、苦しそうな時がありしばらく待つと2回することもありました。
吐き戻しは、双子の片方で頻繁にありましたが、飲みすぎなぐらい飲んでいたのでそのせいかと思っています。吐き戻しは問題なしです。
吐き戻したからといってまたあげるのは無しです。
双子育児の5つ目:哺乳瓶等を洗う
これが結構手間です。
ただし、その都度消毒するのではなく、まとめて消毒。
薬剤消毒ではなく、レンジ消毒にすると楽になります。
哺乳瓶は多めに用意
「その都度洗う」をまとめ洗い&消毒にするために哺乳瓶は一人当たり6本、計12本揃えていました。
哺乳瓶の消毒は薬剤消毒ではなくレンジ消毒で
水のみで5分で消毒できてしまう、レンジ消毒をしましょう。
双子育児の6つ目:抱っこ&寝かしつけ
やさしく、子守歌を歌って、ゆっくり揺らしたりしていればすぐに寝るものと思っていました。
腕の筋肉トレーニングばりに1日に何回もします。
多少泣いてもほっておくくらいがちょうどいい。「肺を鍛えてる」くらいに思ってもいいのではないでしょうか
双子なので、物理的に一人がほおっておかれることはあります。
駄目親ではないです。
我が家では、実際、ほおっておいたことで赤ちゃんが自覚したのか?
泣いてしばらくほおっておかれると、自分で寝るようになっていきました。
電動のベビーラックはおすすめ。1台でいい
赤ちゃんによって好き嫌いがあるようですが、我が家ではこれがぴったりフィット。
泣いていてもオートスイングですやすやと寝てくれました。
3万円前後とけっこうなお値段なので1台でいいと思います。
もう一台は電動でないベビーラックで並べておくと、電動の方の力で一緒に動いてくれますから。
抱っこひもは必需品!なんと双子用もあります
抱っこ&寝かしつけだけでなく、様々なシーンで使えますので、ここは耐久性のよいものを買っておいた方がいいです。
よだれカバーやケープも必要です。
双子育児の7つ目:沐浴
1日1回でOK!
ママ・パパ教室では、「1日に3回やりましょう」と言われましたが、双子の場合は1回でよし!
しかも夜にこだわることなく1日のうちでできるときにする!が一番いいです。
我が家では、3か月くらいまでキッチンでやっていました。
赤ちゃんが小さいうちは、お風呂場で沐浴すると40代双子パパの腰が、、、
その後は、腰の負担にならないようにお風呂場で沐浴に変更
沐浴に必要なもの
・ベビーバス(1歳ちょっとくらいまで使っていました)
・ベビーソープ(頭から体全部用)
・沐浴用のガーゼ
・洗面器(ガーゼを洗うように)
・バスタオル
・ベビーラック(沐浴後に置いておく?!ため)
・保湿クリーム
・おむつ
・着替え
・バスローブ(あったらかなり便利です)
6か月目くらいから双子パパ一人ですべての沐浴ができるようになりました。
まとめ
双子育児の赤ちゃんがまだ小さい頃の新米ママ・パパの1日は、
双子育児は7つのことの繰り返し+家事・大人の食事・睡眠?!
で、過ぎていきます。
大切な頃は、各7つの事に慣れてルーティン化し、
早い段階で
家事・大人の食事の時間を作り出す努力をし、
できるだけ
大人が少しでも横になって休める時間を確保することを第一目標にしていくことです。
我が家ではありがたいことに、「育休」のような期間があったので、協力し合って乗り越え
双子パパが新しい仕事についた後を想定して、この7つのことの新たなルーティン化をしていきました。
「記憶がなくなる」ほど大変な時期でしたが、双子が4歳になった今になって思うのは、
とても愛おしく・幸せな時間だったんじゃないかなと。
まだまだ、双子育児に悪戦苦闘していますが、その瞬間その瞬間がとても大切な時間だということを忘れないようにしています。
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