はいさい!双子パパのJUNです。
沖縄旅行を通じて、沖縄が大好きになり移住を考える方は多いはず。
ただし、住むとなると旅行とは異なった問題がでてきます。
まず、大切なのは物件探し。
ネットでは調べられる費用や間取り以外にも大切なチェック項目は多々あります。
実際、私も最初に住んだアパートは1か月足らずで引っ越しました。。。
沖縄移住歴15年以上(引っ越し3回)の私の実体験を元に本当に大切なチェック項目をまとめてみました。
沖縄の一人暮らしもしくはカップル用の賃貸物件の相場は?
物件探しでやっぱり一番最初に気になるのが費用。
沖縄本島は、想像よりも縦長で結構広い(南から北まで一般道で約4時間)。
都市部から離れれば離れるほど安い物件も多いのですが、一応目安として人気エリアの相場。
1K | 2DK | |
名護市 | 約4万円 | 約5,8万円 |
読谷村 | 約4,5万円 | 約6万円 |
北谷町 | 約7万円 | 約8万円 |
沖縄市 | 約4万円 | 約5,5万円 |
宜野湾市 | 約4,5万円 | 約6万円 |
那覇市 | 約4万円 | 約5,5万円 |
糸満市 | 約4万円 | 約5,5万円 |
1台分の駐車場付きで上記のようなイメージになります。
賃貸物件の供給過多になっているので繁忙期以外はもう少し家賃は下がります。
住むエリアの選択でのメリット・デメリット
仕事や沖縄移住する目的等によって変わってくると思うのですが、実際に3回引っ越した経験と沖縄移住仲間の証言をもとに紹介します。
仕事場がもしくは仕事探し中なら那覇市
メリットとしては、沖縄本島でもっとも栄えていて内地と変わりない生活ができる那覇市。
仕事も多く、比較的家賃も安いです。
沖縄唯一の電車(モノレール)のゆいレールがあるので車移動が苦手な方や、仕事も職種が多いので仕事探し中の方にはおすすめ。
デメリットとしては、仕事が忙しいと「ここって沖縄だっけ?」と思ってしまうほど、内地と変わらない生活になります。
また、子育て世代の方にとっての子育て支援が他のエリアより少し劣るかも。
仕事場が那覇市。でも、都会の喧騒から離れたいなら浦添市
実際、2度目の引っ越しの時に住んだのが浦添市の屋冨祖。
とてもディープな沖縄ローカルを感じられるエリアでとても気に入っていました。
また、当時付き合っていた現妻の仕事場は、那覇市で私自身は北谷町だったのですが、どちらに行くにもアクセス便利でした。
沖縄の大きな問題の通勤時間帯の大渋滞も、那覇市に行くのも近いのでさほど気にならず、北谷町に行く場合は、混んでいる那覇市向けと逆の方向なので、渋滞回避できていました。
デメリットとしては、屋冨祖エリアのみだと思うのですが、治安があまりよろしくない。
3年ほど住んだのですが、家の近所でひったくり2回、放火による火事1回ありました。
今はそんなことないとは思いますが。
やっぱり沖縄を感じる海のそばで生活したいなら北谷町
今現在、私が住んでいる場所。
仕事場は沖縄移住してからずーと北谷町(ちゃたんちょう)です。
海から生活に必要な施設等がぎゅっと詰まったエリアで、近くに嘉手納基地があるためにアメリカ人も多く異国情緒たっぷり。
基地と聞くと「治安が悪そう」と思うますが、沖縄全体に言えますが治安はいいです。
1回事件が起こると大騒動になるだけです。
とにかくリゾートに住んでいる!
との実感を毎日感じます。
また、北谷町にもアメリカの基地があり町自体が裕福なのか、子育て支援が充実しているので本当におすすめのエリアです。
デメリットとしては、嘉手納基地近くに住むと戦闘機の騒音に悩まされます。
また、一部では「ちゃたネーゼ」と呼ばれるくらい人気のエリアなので家賃が高い。
ただし、国道58号線を境に海側を「うみちゃたん」、丘側を「やまちゃたん」と呼ぶのですが、やまちゃたんは比較的家賃がリーズナブル。
沖縄移住者多数。沖縄の田舎を感じられる読谷村
「村(むら)」としては、日本一人口の多い読谷村。
沖縄の焼き物「やちむん」の里もあり、また沖縄移住者が多数住んでいて、おしゃれなカフェなどを開いているので観光地としても人気。
沖縄の離島のような雰囲気の田舎を感じられるにもかかわらず、沖縄本島のほぼ中心にあるのでアクセスが便利。
デメリットとしては、生活に直結するスーパーやコンビニ、銀行、病院などが近くにないということも。
【実録】沖縄移住の物件探しで本当に必要なチェック項目
家賃や住むエリアは一番気になるので書きましたが、ここからが本題。
住んでみないとわからない、物件探しで本当に必要なチェック項目です。
風通しが良いかチェック!
「沖縄でなくても」、「沖縄は暑いからでしょう」と、思うかもしれませんがこれが本当に重要。
沖縄は湿気が高いのです。
私の実体験としては、革靴は1か月ほおっておいたらカビが生え、ベットの下は半年くらいでカビが生えました。
暑い夏はクーラー必須なので(カビも生えにくく)、風通しはさほど関係なしなのですが、沖縄の梅雨の時期(5月~6月中旬)は特に湿気むんむん。
風通しチェックは、湿気対策だと思ってください。
ふろ桶があるかないかチェック!
「はぁ?」と、思うかもしれませんが、沖縄では暑いのでシャワーのみの方が本当に多い。
そのため、バスルームは広いのですが「ふろ桶」がなくシャワーのみなんて物件はざら。
実際、1回目と2回目の引っ越しの物件がそうでした。
他にメリットがあったので選んだのですが、長く住むとやはりお風呂に入りたくなります。
お風呂大好きの方は、ふろ桶があっても「追い炊き機能付き」は、ほぼないと思っておいてください。
昔は銭湯が沖縄には多くあったそうですが、今現在は2件のみとなっています。
でも、スーパー銭湯的な施設は那覇市や北谷町などにはありますので、大きなお風呂好きは住むエリアを決める際の参考に。
シャワーの水の出方のチェック!
沖縄の家のほとんどは屋上にポンプで水を吸い上げ、水タンクに入れてそこから重力のみで各階に水を供給しています。
沖縄の建物の上をみるとほとんどについていますので、今度沖縄に来た際には見てみてください。
ちなみに大きな台風が来るとこれが落ちてくることもあるので、落ちてこないかそこもちょっとチェックしてみてください。
上から重力のみでの供給なので、最上階はシャワーの水の出が悪いことがあります。
実体験として、2回目の引っ越しの浦添市屋冨祖のアパートでは最上階に住んだのですが、シャワーで頭を洗う際、おでこが壁にぶつかるほど近づけないといけませんでした。
しかも、シャンプーの切れが悪い。。。
駐車場を2台以上契約できるかチェック!
ほとんどの物件が「駐車場1台つき」です。
しかし、住んだらわかるのですが、一人に付き1台、車が必要になります。
そのために今は一人でも、2台以上近くの駐車場でもいいので契約できるか確認が必要です。
最低でも2階、なるべく上階を選びましょう
「最上階は日差しが強く暑いのでは?」と思うかもしれませんが、今は家の作りがよくなりそんなことはありません。
皆さんが思う通り、「防犯」の意味もあります。
が、一番の理由は、「ゴキブリ」。
沖縄にはどこにでもゴキブリが存在します。
ゴキブリ嫌いの方は沖縄に移住しない方がいいのではないかと思うくらい。
なるべく、上階の方が出にくい(あくまで出にくい)のと、蚊に悩まされることも少しはましになります。
ゴキブリに反応した方は多いと思うので、ゴミ収集場所のチェックもお忘れなく。
乾燥機が設置できるかチェック!
「沖縄は暑いので乾燥機なんかいらないのでは?」と思うかもしれませんが、梅雨時期はもちろん、冬の時期など以外に雨の日も多いのです。
ただし、1日中ずーと降っていることはマレなのですが、短い時間でもドカッと降りますので、仕事中や出かけている最中になどに降られては洗濯物はずぶ濡れ。
部屋干しが多くなる日が以外に苦痛。
私のように子育て真っ最中の方は、乾燥機がほしくなるので、設置できるかチェックしておきましょう。
洗濯乾燥機1体型でもスペースが狭く置けない場合があります。
「乾燥機はもったいない」と思う方は、近くにコインランドリーがあるかチェックしてください。
歩いて行ける範囲にスーパーもしくはコンビニがあるかチェック!
びっくりするかもしれませんが、沖縄の方は歩いて5分のところでも車で移動します。
私自身も歩いて10分の職場に車通勤しています。
沖縄移住するとこの感覚にわりとすぐになじんでしまいます。
「家飲み」をした時や「子育て」時期は、夜に急に必要なものが出てきます。
そのためにも歩いて行ける範囲にスーパーかコンビニがあると大変助かります。
ちなみに沖縄のスーパーは22時までやっているところがほとんどでユニオンは24時間営業・台風でも空いているスーパーで有名です。
地すべりがないかチェック!
これは台風の多い沖縄ならではかもしれません。
台風対策として考えてください。
また、台風が来た時は東風・北風が要注意です。
窓やドアがどちら向きで頑丈かどうかもチェック項目です。
台風時にドアが開かないこともありますから。
収納が多いかどうかチェック!
とにかく沖縄の物件は収納が少ないのが特徴です。
そんな中でも収納が多いところもあるので、そこは要チェック。
現在私の住んでいるマンションは、上記すべてをクリアしているのですが、収納が少なく苦しんでいます。
玄関という概念は捨てましょう!
沖縄の物件の間取りはどこも同じようなものばかりです。
私自身が一番びっくりしたのは、
玄関あけたら部屋全体が丸見え!!
そんな物件ばかりなので、間取りに関しては妥協点は多いものと思っておいてください。
1日を通して騒音問題がないかチェック!
私自身、最初に住んだのは、
「海の目の前、窓をあけると一望できる。朝起きたら海に入ってシャワーを浴びてから出勤できる2LDK家賃4万円駐車場1台付き」
の最高の物件でした。
嘉手納基地の戦闘機の航路の真下
と、いう条件を除いては。。。
1か月で引っ越しました。
あとは、私世代で一世を風靡していた「暴走族」。
沖縄には今現在70名くらいで20チームいるそうです(警察の発表によると)。
とくに、国道58号線沿いが大好きのようで夜のこの騒音がないかもチェックです。
子育て世代は近隣の方も子供がいるかチェック!
どこの地域でもそうかもしれませんが、子供の足音や泣き声で苦情がくるからです。
沖縄に関しては、1日中家にいる独身の方も多い気がします。
私の友人は、このせいで引っ越しを2回繰り返していますので、子育て世代はチェックですね。
まとめ
沖縄移住の物件探し。
どこでも同じかもしれませんが、「住んでみなくちゃわからない」のです。
上記はすべて私の実体験ですので、少しでも「住んでみなくちゃわからない」の解決の要因になればと思います。
住めば都
ですから。
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