はいさい!双子パパのJUNです。
沖縄に移住して15年以上。
可愛い双子の子供も授かり、絶賛子育て中の私が気づいた沖縄人あるある。
沖縄移住を考えている方の少しでも参考になればと思いまとめてみました。
気候も人もあたたかい沖縄に本当に移住してよかったと思っています。
沖縄に移住して気がついた!ここが変だよ沖縄人20選
親が転勤族だったために、引っ越しを何度もしたのでそれぞれの土地に特色があることは知っています。
そんな中、今までの人生の中で一番長く住んでいる沖縄に移住してきて気づいた沖縄の方々の愛すべき面を紹介します。
雨が降っていても傘をささない。傘を手に持っていても。。。
個人的な意見ですが、濡れてもすぐ乾くからかなと。。。
小学生などは親から傘を渡されているので手にはもっているのですが、多少の雨では傘をさしません。
もちろん大人も同じ。
私自身も移住1年目から同じ行動をとるようになってしまいましたので、家にはビニール傘1本しかありません。
もちろん、沖縄の梅雨の時期(5月~6月中旬)までの集中的な雨の時は傘をもつこともありますが、雨脚が弱まるまで雨宿りするか、基本ダッシュで難を逃れます。
お墓で大宴会するくらいお墓がでかい
沖縄のお墓は、内地のお墓と違って墓標などはなく、台風などの気候条件や独特の風習のため大きくなっています。
毎年4月に行われる清明債(シーミー)は一大イベントで、お墓の前に親族一同が集まりお墓参りをして、大宴会を行います。
このシーミーに参加しないことは親族にとっては大問題で会社も学校も休んで親族一同が集まります。
小さいころから子供たちもお墓に慣れ親しんでいるので、
お墓は怖いところという概念がないのです。
ちなみに、「周囲の霊魂がついてくる・さみしがる」という理由で、むやみにお墓参りをせず年中行事を盛大にします。
また、他人の家のお墓は拝んだり、会釈すらしません。
他人のお墓を通り抜けることはルール違反になるので気をつけましょう。
照れ屋
基本的にはあたたかい方ばかりなのですが、照れ屋で、なかなか心を開いてくれません。
ただし、いったん心を開いてくれたら本当に親切で仲良くなります。
照れ屋でなのかどうかは定かではないですが、海で泳ぐときに水着だけでは泳ぎません。
必ずTシャツを着て(沖縄では「つけて」と言います)泳ぎます。
日焼け防止のためなのか照れ屋でなのかは定かではないですが、、、
仕事も遊びもうちな~タイム
「うちな~タイム」とは、南国のためか時間がゆっくり流れているようで、細かなことや過ぎたことを気にしないのんびりな時間感覚です。
「てーげー」(いい加減、適当)と言われる県民性ですね。
個人的な見解では、今まで「時間通りに動く交通機関がなかった」からではないかと思っています。
沖縄ではバスも船も飛行機も時間通りでないことがほとんど。
車社会なのですが、渋滞がひどい時間帯もあり時間通りにはすすみません。
最近ではあまり気にしなくなったし、少なくなってきたのですが、沖縄移住したての頃は、
仕事も遊びもてーげーかよ!
と、イライラした記憶がありますが、今は私自身もてーげーかも?!
歩いて5分でも車で移動
これは暑いからだと思っているのですが、もしかしたら、歩くのが嫌なのかもしれません。
私自身も職場まで歩いて10分程度なのですが、車通勤です。
沖縄にいると本当に外を歩いている人、自転車に乗っている人をほとんど見かけません。
たまに歩いていると、頻繁に
「乗らないか?」
と、タクシーに呼び止められます。
国道でも高速でものんびり走っている車がある
沖縄の年配者、おじぃ・おばぁの運転する車。
でも、決してあおったり、クラクションを鳴らしたりしません。
1本道でもイライラもせず、ゆっくり見守ります。
また、信号が青になってもなかなか動かない車にも、ほとんどクラクションを鳴らさず、本人が気がつくまで気長に待つことが多いです。
横入りや自分勝手な行動でもあたたかく見守る
あくまで、おじぃ・おばぁに対してです。
沖縄の誇るべき県民性で、やんちゃそうなお兄ちゃんも年配の方々、先輩を皆敬っています。
なので、レジで横入りされても怒らず、どちらかというと、前を譲ります。
また、実体験ではバス停でない場所で、おばぁが運転手さんに
「ここが家から近い」
と、普通におろしていったのをみました。
やっぱり沖縄の方々はあたたかい。
海沿いの家は憧れのままとっておいたほうがいい
沖縄移住の一番最初に住んだのは、窓を開けると海が一望できる海沿いのアパート。
朝起きて、海に入り、シャワーを浴びて出勤!
理想的な生活のスタートだったのですが、住んでいると、【塩害】が、、、
洗濯ものは乾ききらない(なんだか湿っている感じ)、ベランダや窓の手すりはザビだらけ、車も錆びだらけに。。。
すぐに引っ越しました。
このことを沖縄の方々は知ってか知らずかなのか、海沿いの家は外国人が住んでいることが多いです。
海から少し離れた歩いて海に行ける距離の家が沖縄の方々としては理想的なのです。
レジでは基本的に店員さんが袋づめしてくれる
最初はありがたいことと、思っていましたが、レジに行列ができても袋詰め。
もちろん、サッカー台(自分で袋詰めするための台)はあります。
コンビニのレジのスピーディーさに慣れてしまっているときは、イライラしたものです。
しかし、これも今では慣れてなんとも思っていません。
最近では、袋詰め・袋詰めなしのセルフレジのコーナーわけがされてるスーパーが増えてきています。
夜の居酒屋に子供がいる
もともと、沖縄にはファミリーレストランがなく、居酒屋がその代わりになっていたことの名残りで今でも夜の居酒屋に子供がいても、問題なし。
子育て真っ只中も私自身も、子供が3歳児の時に、沖縄に遊びに来てくれた友人と居酒屋へ行きました。
店員さんも子供の扱いに慣れているので、これはこれでいいと思っています。
芸能人の親がこんな姿を撮られたら問題になるでしょうね。
海は飲む場所
小さい頃から「海は危ないところ、足引っ張られるよ」と親世代が言っていたのが原因だと思われています。
小さい子供が勝手に、子供たちだけで海で遊ぶことを禁止していた文句だと思うのですが、沖縄の方々の心には根強く残っているようです。
なので、ほとんど海で泳いだりというような遊びをしません。
私自身、ダイビングのインストラクターなのですが、お客様もスタッフも沖縄出身の方はマレです。
その代わり、「ビーチパーティー」という名前の宴会は、夏のイベントのひとつで、ビーチにテントまで張って朝まで飲み明かすことは積極的にしています。
台風はワクワクする
台風が来ると、会社も学校も休みになります。
子供は学校休みで喜び、大人は昼間っから宴会をします。
台風前のスーパーでは、パン・お酒・お惣菜の順でなくなっていきます。
台風に慣れているため、台風対策も万全で事故などはほとんど起きません。
まぁ家で飲んでいるだけなので。。。
お正月はオードブル
お正月でもおせちなどはなく、オードブル。
お正月だけに限らずなにかとお祝い事の時にはオードブルがでてきます。
揚げ物が多いのは気候のせいでしょうか?
基本的にオードブルと泡盛がお祝いの料理となっています。
選挙の候補名が苗字ではなく名前
沖縄では同じ名前の方が多く存在するので、苗字ではなく名前で候補名を主張しています。
沖縄で多い苗字ベスト5は、比嘉(ひが)・金城(きんじょう・かねしろ)・大城(おおしろ)・宮城(みやぎ)・新垣(あらかき・あらがき)。
そのため、友達を呼び合うのも名前でのばします。
あずさ→あーずー かずゆき→かーずー さちこ→さーちー・さちこー
そして、呼び捨て。
さらに、自分のことも同じく呼ぶので大人になっても特に女性は、「わたし」ではなく「あーずーは、、、」と自分を名前で呼びます。
「しましょうね」は丁寧語。「来る」は「行く」
沖縄の方言はなかなかわかりにくいものから、わかりやすい(ひらがな表記にするとなんとなく)言葉があります。
「なんくるないさ」は、なんとかなるさ。
これはわかりやすい。
わかりにくいのが、「しましょうね」。
居酒屋でビールを注文すると
「ビール2杯持ってきましょうね」
一緒にやるのか???
と、思いがちですが、これ「持ってくる」の丁寧語だと思ってください。
また、遅刻した友達に電話すると
「今から来ましょうね」と。
「今から行きますね」の丁寧語。
このふたつは、まず沖縄移住した方が戸惑う沖縄言葉(うちなーぐち)でしょう。
ちなみに、「自動車教習所」は「自練(じれん)」と呼んでいてこれも最初は理解できませんでした。
車内で鼻をほじる
ひとの車内をのぞき見する趣味はないのですが、バックミラーやたまたま隣に停まった車って、少し覗いてしまう瞬間ってありますよね。
そんな時、きれいな女性でも年配の男性でも変わらず、鼻をほじるシーンをみかけます。
車社会で、車の中が自分の部屋の感覚なのでしょう。
ちなみに私も今では鼻毛抜いたりしています。
座敷のあるところでは、島ぞうりに注意
沖縄の方は夏場、島ぞうりと呼ばれるビーチサンダルを履くことが多いです。
暑いので、島ぞうりは重宝するし、なにより安い。
でも、愛好家が多く島ぞうりだらけになり、誰のだかわからなくなるので、島ぞうりを履く場合はなにかしら目印をつけておきましょう。
飲み会の多いシーズンは車の運転注意
飲酒運転・二日酔い運転のことではありません。
沖縄は1年を通してあたたかい気候なので、飲み会の多いシーズンは外で寝てしまう方も多い?!
なぜか道路の真ん中や道路の中央分離帯で寝落ちしてしまっている方もいるので、ひかないように注意が必要です。
お家にお風呂がない
沖縄は暑い気候なので、シャワーのみですます方が本当に多いです。
なので、シャワー室?!お風呂場のスペースはあるのですが、ふろ桶がないというお家は多いです。
最近はふろ桶があるところが増えてきましたが、追い炊き機能はもちろんありません。
そして、昔は100件以上の銭湯があったのですが、今は数件しか残っていないです。
私は双子の子供の子育て中なので、毎日、お風呂に入れていますが毎回お湯をすてる罪悪感&水道代に悩まされています。
クーラーの温度設定が低い
私はタイに住んでいたこともあるので、暑いところの人の特徴としてクーラーの温度設定が低いことを感じていて、沖縄も同じでした。
寒がりの妻は、夏場は建物内に入るときや仕事場で一枚上に羽織るものを必ずもっていっています。
私自身は暑がりなので、とても快適です。
まとめ
沖縄あるあるのことをまとめてみましたが、沖縄の方々を本当にリスペクトしていますし、温かい方々ばかりで仲良くさせていただいています。
沖縄移住して初年度はこのような内地(県外)とのギャップにびっくりしたことがありました。
ただし、1年も住んでしまうと同じ感覚になります。
沖縄移住される方は、今はそんなことない!と思っていても移住してみればわかります。
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